親子で作って、一緒に「できたね」と喜ぶ料理の時間
さゐさゐクッキングは、合同會社たまころもが運営する親子料理教室です。
私たちが大切にしているのは、料理の腕を上げることだけではありません。親子で一緒に手を動かし、会話をしたり、子供の「やってみたい」を見守ったり、一緒に「できたね」と喜んだりする時間そのものを大切にしています。
親子で料理をすることの意味親子で一緒に料理をすることには、料理を覚えること以外にも意味があると、国内外の研究で報告されています。
2021年のデンマークの研究では、親子料理教室の様子を観察したり、参加した親子に話を聞いたりしたところ、料理を通して親子の前向きなやり取りや、親子の結びつきが見られました。また、子供がただ見ているだけではなく、料理の中で役割を持つことで、自分から「やってみたい」と取り組む姿にもつながる可能性が示されています。
2024年の日本の研究では、3歳から12歳の子供を持つ保護者793人を調査したところ、親子で料理をしている家庭では、親子のコミュニケーションや、料理をしたときの満足感が高い傾向が見られました。特に、親が全部やってしまうのではなく、子供にできる作業を任せている家庭ほど、親子の満足感が高い傾向があったそうです。
2025年に発表されたアメリカの研究では、5週間のオンライン親子料理プログラムが行われ、参加した家庭からは、親子で一緒に取り組めたことや、家族のつながり、家族同士で支え合う時間になったという声が聞かれました。
もちろん、親子で料理をすれば必ず親子関係が良くなる、というわけではありません。ただ、料理には、親子で自然に会話をしたり、子供の「やってみたい」を見守ったり、一緒に「できたね」と喜んだりできる良さがあります。
さゐさゐクッキングが大切にしていること大切にしていただきたいのは、上手に作ることや、きれいに完成させることだけではありません。少しくらいこぼしても、形が違っても大丈夫です。お子さんができそうなところは、少し待って、ぜひ任せてみてください。
「危ないから」「時間がかかるから」と、つい大人が先に手を出してしまう場面は、毎日の暮らしの中にたくさんあります。さゐさゐクッキングは、そこをあえてゆっくりにして、子供が自分の手でやってみる時間、そして保護者の方がそれを見守る時間をつくる場です。
活動内容月に1回ほど、季節の食材を使った親子料理教室を開催しています。これまでに、さば缶と豆乳の冷や汁、焼き芋、かぼちゃのスコップコロッケとクリームチーズディップなど、子供が自分の手で参加しやすいメニューに取り組んできました。
混ぜる、ちぎる、つぶす、盛りつけるなど、年齢に合わせてお子さんに任せられる工程を用意し、保護者の方には「待つ」「任せる」「一緒に喜ぶ」関わり方をお伝えしています。
その日の料理と一緒に、親子で過ごす時間そのものを楽しんでいただけたら嬉しいです。